木を見て森を見ず その4

セール

木を見て森を見ず…、セールでつい買い過ぎた結果
ほとんど使わないものを買ってしまったという例

「木を見て森を見ず」とい事による失敗は日常的にたくさんあります。 
例えば、個人の日常的な事では、バーゲンセールに行ってつい買い過ぎた結果、ほとんど使わないものを買ってしまったとか、家の修理で工事代を渋って自分でやったがしっかり修理出来ずに結局専門の職人に依頼した結果、余計にお金と時間がかかってしまった。そしてそんなケースでは自分は会社を休んだので自分の仕事にも支障をきたしたとか、ビジネスでも自分の仕事の事だけしか考えず、会社全体の事を考えていなかったため、会社にとっては損失が大きかったとか、そしてそれらが続いた為に会社をクビになったという事もあり得る事です。 
会社では、リフォーム工事の受注で安売りに徹底した結果下職の支払いもままならず下職が逃げてしまったとかはよくあることで、それらの行為は本末転倒という事になります。 
 
鹿 諺鹿を

「木を見て森を見ず」の類語

「木を見て森を見ず」の類語には「鹿を追うものは山を見ず」とか「木っ端を拾って林木を流す」があります。
最終的に自分の人生を成功させ、これまで生きてきて良かったと思うにはどんな場面でも「木を見て森を見る」という複眼的な物の見方が不可欠だと思います。
そして誰でも出来る単純な物事ではなく、その道のプロを目指すなり複雑なかつ不思議な雰囲気を醸しだす何かを身につけなければなりません。例えばプロの料理家なら一口食べてみて美味しいその隠し味の秘密とか、建築家であれば全体の部分の微妙なバランスやハーモニーや普遍性、一貫性を、芸術家であれば微妙な色彩やグラデーションや感動を生み出す何かを身につけなければなりません。

私は自分の会社のホームページの中の「日々の雑感」というページでブログを書いていますが、そのテーマは建築の事が中心ではありますが、世の中の変化の事や世界のどこかの国の事や、政治や経済の事や映画を見た感想やファッションやカラオケのこととか時にはある演歌歌手の生涯についてとか、日常的に私達の周囲に起こっているあらゆるテーマで書いています。日常的に見られる何をテーマにしても良いのです。
その理由は、人生の出来事はそれらの全てがどこかのたくさんの線で必ずつながっていると思っているからです。
それらの様々な出来事を入念に調べて書く事によって、それらの知識が自分自身の血となり肉となって、自分という人間を形成していくのです。
そして自分の携わっている「建築」というとてつもなく大きな世界の中で仕事を通じて、とても良い影響があるのではないかと思っています。そしてそれらの一連の行動によって自分自身の生き様や存在感を高める事が出来ると思っているのです。

考えてみると私の日常生活は直接建築に関する部分に接するのが3分の1だとしたら、3分の2は全く建築の事とは関係のない事をやっている様な気がしますが、それら一見無駄と思われることこそが「建築という技術も芸術も含む壮大な仕事」に携わる意味では必要不可欠な事なのだと思っているのです。
それでも私も含め、誰でも人生そう自分の思うようにはいかないものです。
人生は失敗の連続。私は毎日人に言えないような小さな失敗を重ねて生きていますが、失敗は成功に至るまでのプロセスの一部であるという事を認識して失敗してもくよくよせず失敗から何かを学ぶという前向きな考え方が出来れば少しは気が休まります。
私の好きな言葉のひとつに「逆境は天国に登る階段」とか「失敗は最高のギフト」というものがありますが、少しくらい失敗してもそのように前向きに考えられれば、何が起きようともそこから得るものもたくさんあるはずです。
一級建築士  蓑田 常弘


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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


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建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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