4年振り九州へ 羽田までの7220円(笑) その3

ヒルトン福岡シーホーク

ヒルトン福岡シーホーク

今回の九州行きの目的は実は7月11日㈯13:30から行われるLIXILリフォームショップ全国オーナー会がヒルトン福岡シーホークで取り行われるということで、そこに参加するというものでした。
羽田空港までのドタバタ劇の後、ANA福岡便でスムーズに午前9時過ぎには無事福岡空港に着きました。


LIXILリフォームショップオーナー会の様子(画像は2018年のもの)

LIXILリフォームショップオーナー会の様子
(画像は2018年のもの)

LXILオーナー会議は「LIXILリフォームショップ」の全国約570店のオーナーが年に1回一堂に会して、リフォームショップの理念を唱和し、様々なコンテストの表彰式だとか加盟店の営業戦略等を披露したりして盛り上げる会なのですが、普通は東京で行われるのですが加盟店も今では九州から北海道までありますから、今回は九州の福岡で行うという事になった訳です。そういう事で最初は店長に代理で出席させるつもりでいたのですが、約4年も帰省していなかった九州へと私が出向いた次第です。

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ホテル イル・パラッツォ

九州出身の私ですが、福岡には過去1回しか行ったことが無く、その時はたしか約30年位前に中州にホテル イル・パラッツォが建設(1989年築)された時に、その建物を見に行ったのでした。
ホテル イル・パラッツォは、福岡春吉地区の再開発として建てられたホテルで、建築のノーベル賞と言われるプリツカー賞受賞(1990年)のイタリア人建築家アルド・ロッシ(1931年5月3日 - 1997年9月4日)に計画を委ねられました。その話を知って私はそのホテルにパラッツォだけを見る為に福岡に行ったのです。
アルド・ロッシ

アルド・ロッシ

そのアルド・ロッシですが流石というか、福岡一番のごちゃごちゃとした街にパルテノン宮殿に代表されるような建築スタイルを堂々と持ち込んだのです。そこには、夜になると博多名物の屋台がひしめき、近くには怪しげなネオン街が広がっている雑然とした街なのです。
そしてそれが九州博多の誇る人間的な街なのですが、アルド・ロッシの考え方は違いました。
普通であれば中州という絶好のロケーションに建っているにも関わらず、その建物正面のしかも中州に面した建物の外観に窓を一つもつけなかったのです。ここに窓をつければ川が見えるというのに窓を一つも付けなかったのです。
その姿はまるで、掃き溜めに鶴(ハキダメニツル)という光景です。
アルド・ロッシもすごいがそれを認めたクライアントも偉かったのです。
そしてその建物の内部の橋やレストラン等のデザインを内田繁(1943年2月27日~ 2016年11月21日)、三橋いく代(1944年~)、アルド・ロッシ(1931年5月3日 - 1997年9月4日)、エットーレ・ソットサス(1917年9月14日~ 2007年12月31日)、ガエターノ・ペッシェ(1939年~)、倉俣史郎(1934年11月29日~1991年2月1日)とその時代を代表する凄腕の建築家やインテリアデザイナーが参加したのです。
内田繁 三橋いく代 エットーレ・ソットサス11 ガエターノ・ペッシェ 倉俣史郎
内田繁 三橋いく代 エットーレ・ソットサス ガエターノ・ペッシェ 倉俣史郎
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「ホテル イル・パラッツォの写真集」

これらに参加したデザイナーと建築家は6人の内4人が既に亡くなられていますから月日の経つのは早いものです。
又、当時若かった私は、直感的にそれは何が何でも見に行かなくてはならないと約30年前に出掛けたのです。その時にTOTO出版から出版された「ホテル イル・パラッツォの写真集」の解説を、今をときめく建築家 隅研吾が書いているのですから時代の流れの速さを感じてしまいます。


「ホテル イル・パラッツォの写真集」より
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一級建築士  蓑田 常弘


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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


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建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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