当社が目指しているリノベーションとは その4「リフォーム業は建設業ではありません」

住みながらのリフォーム

住みながらのリフォーム

リフォーム工事は小工事だから簡単と思われがちですが、実は新築工事よりはるかに難しく高度な業態です。
理由のひとつとして、リフォームは新築と違い施主が住みながら工事をするという特徴がある為、オーナーの生活に支障をきたさないように工事を進めなければならないこともリフォーム工事で難しいという要因のひとつでしょう。そういう意味では「建設業」でありながら「小売業」と「サービス業」という3つの業態のノウハウも身につけて行わないとクレームの発生とか最終的には集金トラブルとか、とんでもないしっぺ返しを受ける事になります。
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そして施主が住みながら工事を行う事で、工程の事や職人の何気ない一言によって施主の怒りを買う事もよくある事です。
つまり、新築と違い舞台裏が丸見えの状態で工事をしていかなければならないのです。
そういう意味では職人が新築工事と全く同じことをやったとしてもクレームになる場合が多いのです。

新築工事は設計図を元にそれに忠実に工事を進めていけば良いのですが、リノベーション工事は着工して工事を進めていった当初の予定と違う事が次々と出てきます。
リフォーム工事へのクレーム

リフォーム工事へのクレーム

そしてそれらを解決しようと監督や職人が現場で困った顔をしたり、独り言をつぶやいても施主は不安になり、工事業者も信頼出来なくなります。そしてそれがクレームにつながり、最終残金の回収が出来なくなったり、酷い場合は裁判所で法律的に決着をつけなければならないということもあるのです。
リノベーション工事は施主に施工している舞台裏を全て見られているのです。ですからたとえ新築工事と同じような工事のやり方をしたとしても施主にしょっちゅう不信感を感じる事が多いのです。
そして近年の社会の変化によって何事も完璧でないと許されないという風潮も相まってリフォーム工事でのトラブルは煩雑に起こるようになっています。

リフォーム市場規模予想

リフォーム市場規模予想


リフォーム市場の増加図

リフォーム市場の増加図

リフォーム業は将来有望だと見込んであらゆる業界からリフォーム業に参入してきています。新築工事の先細りを憂慮して建築会社やデベロッパー、そしてハウスメーカーからリフォーム業へ参入してきています。
その場合仕事も無いから小さなリフォーム工事も受注していくかという安易な考えが後々大きな問題になっていく場合があります。 小さな改修を見込んで不動産業界からも参入、家電大手やスーパー、百貨店、家具店、建材店、流通大手、電気給排水設備業者等々あらゆる業界がリフォーム業界への新規参入が増えています。
当然の事として、競争が激化して価格破壊や不当な競争、嘘の営業、騙しの営業等もまかり通っています。
又、それらに便乗してネットにおけるリフォームサイトの立ち上げ業者や場合によってはネットビジネスで、ある程度成功した会社がリフォーム工事店をM&Aで吸収して新たなリフォーム会社を立ち上げていて、あらゆるところでリフォームを「飯の糧」にしている状況です。
しかしながら順調に成長しているところは意外にも少なく、M&A等で新たに開業したりショップをオープンしても早い所では1年あるいは5年から10年経過していても突然閉店という事もたくさんあります。
その原因は、先程説明した通り様々ありますが私は次に書こうと思っています。
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一級建築士  蓑田 常弘


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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


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建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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