当社が目指しているリノベーションとは その2「新築工事とリフォームとリノベーションの違い」

リフォームとリノベーションの違い

リフォームとリノベーションの違い

一口に建物と言っても、専用住宅、共同住宅、事務所、工場といった建物の種類がたくさんあり、更に、木造(軸組み工法、パネル工法、2×4工法等)鉄骨造(軽量鉄骨造、重量鉄骨造)、RC造、SRC造、そしてそれらの構造の混じった混構造といった建築構造の種類によっても分類されるのです。
大型のリノベーションは、それらの建物の使用目的の種類や建物の構造をしっかり把握し理解した上で設計していかないと、余り深く考えないで作った家はととんでもないことになります。
木に竹を接いだような建物になったり、ありえない施工ミスで漏水を発生させるとか仕上材の選定を間違える事によって建物を劣化させるという場合もあります。又、酷い場合は耐震補強工事の後に逆に耐震性が弱くなったという事もあるのです。
これらはリフォームとリノベーションを混同していることによって煩雑に起こっています。

訪問販売

訪問販売

特に訪問販売系の営業マンはほとんど建築の専門知識が無い人が知ったかぶりで提案している場合が多かったり、建築士の資格が書いてある名刺を受け取っても、それが偽だったというケースや資格があったとしても限りなくペーパードライバーの様な知識と経験が全くない人だったというケースもあるようですから、充分気を付けなくてはなりません。

ですから大型のリノベーションを成功させるかどうかは、まずは設計担当者の経験や能力やセンス、そして施工業者の実績と能力、更には建物は何十年もそこに立っている訳ですから、時代を見る目というのも求められます。
全体を考えリノベーションを構想

全体を考えリノベーションを構想

設計者はオーナーに対しても目先の要望だけでなく、このような建物を建てると10年後、20年後はこうなりますよ。そして将来は近隣にはこのような建物が建つ可能性がありますよとか、その家の家族構成を把握して間取りを作ったり、少なくとも将来50年位先までの環境の変化も考えた設計が出来る能力が求められます。もっと広い意味では世界観、歴史観というべきところも見通しておく必要があります。
単なるリフォームではなくリノベーション工事ではそこまで求められるのです。

新築工事

新築工事

新築工事の場合は、設計図を元にそれに忠実に施工していけばいいのですが、リノベーションは既存図がある場合もあれば、全く無い場合もあります。そうしますと現状の建物を平面から高さまで全て計測して図面化しなければなりません。
そしてそれを元にどのようにリノベーションしていくかの構想を練り上げていきます。しかしながら設計段階では、壁の中や天井の上、床の下等を全て見通す事は出来ませんから、その人のそれまでの経験や知識に基づき、様々なところを推測して行きながら具体的なリノベーションのイメージを作製していきます。
リノベーションとは

リノベーションとは

そしてそれらの具体的な案が法律的に合致しているか、そして機能的で合理的であるか、更に構造的、設備的に見て理に叶っているか、又、コストの面では現実的なのかという事を総合的に判断しながら建物の詳細を決めていかなければならないのです。
それだけを比較しても、新築工事とリノベーションの違い、リフォームとリノベーションの違いを業者もユーザーも理解していないところの事故があちこちで起こっているのです。

リノベーションとは、
1.リフォームと比べて大規模な建物の改修のこと。本項で詳述する。
2.英語のrenovationは建物の改修のこと。英語でreformは改宗、心を入れ替えるという意味で建物の改修の意味には使われない。

リノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えることである。マンションの一部屋から一棟、また、木造・RC造・鉄骨造等、特に構造に関係なく行うことが可能。
<Wikipediaより引用>


一級建築士  蓑田 常弘


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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


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建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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