結露の恐怖 その2 「結露を防ぐ方法」

換気

換気

結露を起こりにくくする為には、室内の水分の多い空気を追い出す為に、こまめに換気をする事ですが、せっかく温まった空気を外に排出しますから部屋が寒くなり暖房効率が悪くなります。
私の家の風呂には24時間温浴器が設置してありますので、浴室の中は常に32度位に保たれています。そうしますと壁のタイルや天井も水滴がたくさん付着します。ところが換気扇を回すとその水滴が徐々に消えていきます。
ですから私の家では24時間、換気扇を回しています。今の換気扇は約20年位廻しっぱなしなのですが、未だに故障しません。さすがにメイド・イン・ジャパンの電気製品は素晴らしいです。そして換気扇は、ある程度惰性で廻していますので電気代も思ったよりもかかりません。

ペアガラス

ペアガラス


内窓インプラス(LIXIL)

内窓「インプラス」(LIXIL)

窓ガラスはペアガラスにする事で解決します。
マンション等、サッシが交換できない場合には二重サッシにして内側のサッシのガラスをペアガラスにする事により結露は付かなくなります。
私の会社でも、RCマンション等に大分インプラス(LIXIL製品)を付けさせて頂きましたが、効果てきめんでお客様には感謝されます。
又、窓ガラスの近くにサーキュレーター等を使って弱い空気を当てて空気を動かせば水滴は付かなくなります。
寝室では、人が寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていますので、2人だとコップ2杯分の水分が発生します。それに暖房で暖められた空気にもたくさんの水分が含まれていますから昼間は窓を開けたりして自然換気するのも効果的です。

結露を撲滅する為の3つの対策とは
⑴露点以下の表面温度を室内に作らない事
⑵低温の部屋を作らず、家全体の空気の湿度の容量を増やす事
⑶室内の空気に含まれる湿気を排出する事
つまり、⑴が「断熱」、⑵が「暖房」、⑶が「除湿」「換気」という事になりますが、断熱化や冬の暖房で窓ガラスに結露を発生させ、換気すると部屋の暖かい空気が逃げる訳ですから、結露対策はそう簡単なものではありません。
暖房器具

暖房器具

今では冬の暖房器具として一般的なのにエアコンがありますが、壁の天井に近い部分に設置しますので、暖気が下に来るには時間がかかったり乾燥しやすく、つけっぱなしで寝ると風邪を引きやすいという欠点もあります。
ファンヒーターは、ガスや灯油を燃やしてFANで送風します。床に設置しますので人体に直接暖気が当たるので心地良い暖房と言えます。
外排気型ファンヒーター以外は、燃焼時に排ガス(PM2.5や一酸化炭素等)の汚染物質を発生させますので、こまめな換気が必要です。
一酸化炭素中毒による事故発生件数

一酸化炭素中毒による事故発生件数

欠点としては、燃焼時に燃料とほぼ同じ量の水蒸気が発生しますから、断熱性能の弱い窓や温度の低い家具の裏側等で結露が発生しやすくなります。
現代の高気密住宅では開放型ファンヒーターを使うと24時間換気システムだけでは換気量不足であり、最悪のケースでは一酸化炭素中毒になって命の危険もあります。よく車の中で練炭自殺をする人がいるというくらい恐い事になります。


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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


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建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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