「家庭の太陽光発電2019年問題」 その2

ソーラーパネル
私は「太陽光発電」の積極的勧誘については、直感的にやりたくないという考えがありましたので、むしろお客様から設置したいというご要望があっても、これらいわゆる新しい設備機器の設置については、必ず10年後、15年後に壊れたりするので、その時はとんでもない費用が発生する可能性があるので決して長い目で見てお得ではないのですよとかお話してきました。
ソーラーパネル屋根取り付け

ソーラーパネル屋根取り付け

特にリフォームの場合は既存の屋根に後で無理矢理設置する訳ですから、取付固定ボルト等での雨漏れリスクや地震等でのトラブルが出てくる可能性が大きいという事や、国がその時の事情で勧めてくる事業、例えば深夜電力とか電力不足時代のガス代替空調のお勧め等の事例は長い目で見ると、ことごとく裏目に出て問題が発生しているので、むしろやめた方が良いと説明させて頂いてきました。
様々な問題が生じた場合は、結局個人でその金額を負担したり、交換しなければならないのですから、それらの国家的政策はある意味その時だけの政治家や役人の思いつきだったり人気取りだったりする場合が多いのです。

当社でこの問題がトラブルになる可能性は全くありませんが、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震、そして今回起こった北海道地震や広島、岡山、愛媛の台風による被害によって、太陽光パネルへの影響も相当あると思われます。これらの視点では国や大企業の不振を煽る事になり、どこかで制御している可能性もありますが、マスコミの報道も余りありませんので、大きな問題にはなっていません。しかしながらこれらは潜在的なたくさんの問題点もあると思われます。
東日本大震災 熊本地震 北海道地震 広島、岡山、愛媛の<br>台風による被害
東日本大震災 熊本地震 北海道地震 広島、岡山、愛媛の
台風による被害
ソーラーパネルによる放熱や眩しさ

ソーラーパネルによる放熱や眩しさ

又、事業者の大型発電パネルの設置についても個人の方が自然環境が気に入って、その地に都会からの移住した隣地に事業者によっていきなり大型パネルを設置されたための放熱で暑いとか眩しいといった被害や、環境美観を破壊されたといった事例もたくさん発生しています。そしてそれを争ったとしても業者側は合法的にやっていますから、それらが覆るという可能性も低いのです。
無題

太陽光発電売電価格推移

もちろん太陽光発電にはメリットもたくさんあります。一番は地球環境に優しいという事でしょうが、実際設置された場所では、上記の問題も発生している訳ですから、一概に環境に優しいという事でもないと思います。
又、売電価格が、当時は24円kwhだったのが、これからは11円kwh程度に下がるという見込みになっていますが、それでも設置業者の新たな勧誘の謳い文句では、2016年以降に太陽光発電を導入する人は2019年問題は関係ありませんと堂々とうたっていますから恐いなぁと思います。
又、平成18年12月28日の神戸地裁姫路支部の判決の様に設置時の工事代金請求は認められませんでしたが、原状回復は認めていますので業者側にとっては何のために設置したのか解らない位、大変大きなリスクとなりますから、どこから見るかによって様々な問題がある事は事実のようです。


→ブログのトップへ戻る
→ライファ立川のホームページへ
スポンサーサイト



プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


→ 会社ホームページ

建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

最新記事
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

建築に関するブログ

住まいに関するブログ

自然素材に関するブログ

日々おもうこと

ごあいさつ
社長あいさつ