<50代から60代からの「大人のインテリア」ショールーム開設に向けて>

最近日本では、都会でも田舎でも街を走れば、建売住宅やハウスメーカーの家が目に付きますが、どれも没個性的で似たり寄ったりのデザインに思われます。
ほとんどがシンプルで箱のような家やタイルを模したサイディングの外壁の家や庇のないビルディングのような家、ゆるい勾配の無い金属屋根の家等、従来の日本家屋とは一線を画した住宅が乱立しています。まるで雨の少ないカルフォルニア住宅を模したような安易で陳腐な家に見えてしまいます。
                           
それらの建物をよく見てみると、素晴らしい四季のある日本の良さを生かすような家は少なくて、むしろそれを無視したような家がたくさん作られています。
そして結果的には、日本の気候風土と風景に馴染まないような住宅ばかりになっている様な気がします。

建築資材の高品質化によって耐用年数が長くなったとか、高気密高断熱化によって、日本の四季の変化における自然環境である太陽の光や熱や通風を活かさないでも人工的に住みやすくなった等の理由があるからなのでしょうか。
確かに夏は涼しく、冬は暖かい家になり、ある意味1年中快適に過ごせるようになったのは事実ですが、一面では温室育ちの人間が増えて、病気に対する耐性の劣化や、暮らしの知恵や工夫が無くなってきたとか、シックハウス症候群といった新種の病気が増えたとかの弊害もたくさん出てきているのです。
それでは果たして建物の耐用性が長くなり、そして暮らしやすくなったのでしょうか。

私から見るとそれは全く逆の結果が出ていて、今の家の方が昔の家より耐用年数は短くなっているケースもたくさんあります。 建ててすぐ雨漏りするとか、築20年位で家のあちこちが劣化してきている家とか、行き過ぎた高気密高断熱化による結露や、入居者のアレルギー系の病気の発症とかマイナス点ばかりが目に付いてしまいます。
それから、屋根の庇が無いことにより、外壁に直接雨が当たる事によって劣化が早まるようになったとか、庇が無い為、猛暑の夏に家の中で太陽の直射日光を遮る事が出来なくなったとか、ハウスメーカーが半永久的と唄っている様な外壁のサイディング材も意外と太陽の熱や雨に弱く、従来のモルタル塗りと比べても劣化するのが早かったとか、金属屋根は上で卵焼きが出来る位熱いので昔の瓦屋根に比べると断熱効果が非常に悪いという問題も生じています。

家の中を見ると、ドアーからフローリングや壁紙、システムキッチンに至るまで素人目には木に見えるかもしれませんが、ほとんどが印刷された新建材だったり、その他の内装材もほとんどが自然素材ではなく化学製品で出来ていて、ホルムアルデヒド等有害物質が常に家の中に発散している様な家が多くなりました。
それらの家は新築の時に室内に入るとムッと目と鼻を突くような嫌なにおいがあったりと、長所もあるけど欠点の方が多いような家になっているのが実状です。
それらは長年建築の仕事に携わってきた私から見ると、それらの新しい住まいは住む人の健康にどれほど害を与えているのだろうと不安を覚えます。
又、実際に素人の人でさえ構造材や内外装を含めて耐用年数やメンテナンスは大丈夫だろうかと不安に感じている人が多くなりました。

私は、会社設立からこれまで数多くの住宅設計と施工を手掛けて参りました。そして私自身の家も約28年前に建て、そこに今も住津続けていますが、その自宅の内装材の変化や劣化具合を観察しながら、どの素材なら長持ちするかとか、あるいは経年変化によって、どんどん美しくなるとか体感しながら、ある意味実験しているところです。
それらの経験を活かしながら、又、ご依頼のあった沢山のお客様の住宅を作り続けてきました。
そしてそれらの経験を通じて得た結果として「自然素材が呼吸している家」「住みながら健康になる家」「住むほどに美しく変化していく家」「家族の絆が深まる家」等を追求し提供していけたら良いのではないかと思ったのです。

そのような経験を踏まえた上で、人生の後半期を迎えた50代から70代人が幸せに暮らせる家を「大人のリノベーション(仮題)」と名付け、個別のメーカーや施工方式にとらわれない視点で、良質の建築素材をしっかり取り入れて家作りがしたいと思いました。
そのショールームでは、実際の内外装材を「見て、触って、プロがアドバイス」をコンセプトに、実際の家にいるような空間を体験して頂きながら、ご自身の家作りの参考にして頂ければと思っております。メーカーにとらわれない、あらゆる建築素材や新建材を取り入れて創ります。
様々な素材や資料を取り揃えておりますので、見て、触って体感して頂ければと思っております。

<テーマとして>

・自然素材が呼吸している家       ・古い物と暮らすインテリア
・住みながら健康になる家         ・音にこだわるインテリア
・趣味を活かせる部屋           ・長生きできるインテリア
・遊び心のある家
・あなただけの大切な部屋        <様式として>
・家族の絆が深まる家           ・イタリアンアバンギャルド
・終末を家で迎えられる部屋       ・ヨーロピアンスタイル
・太陽の恵みと風の流れを活用する家 ・フレンチスタイル
・住むほどに美しく変化していく家    ・北欧スタイル
・1階だけに住む家            ・ジャパニーズスタイル
・メンテナンスのいらないインテリア   ・エスニックスタイル

様々なお客様のテーマを想定して具体的なご提案をさせて頂いたり、子育てや親の世話から解放された方々の、自分達の人生を楽しむ家づくりのお手伝いをさせていただけたらと思っています。
予算が有る無いにかかわらず、価格/価値 の観点から、お客様の御要望を最大限に取り入れられるよう努力して行きたいと考えております。
一部屋だけのプチリホームから、住み替えや増築や減築、家具、カーテン、照明器具のアドバイス、そして、老後の生活や資金計画や相続相談に至るまで、トータルにアドバイスさせて頂けたらと思っています。
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ミノダ建築デザイン、スインクハート、ライファ立川
MTLグループ 代表取締役 蓑田常弘


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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


→ 会社ホームページ

建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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