中国の蘇州にある寒山寺の除夜の鐘を聞いた

中国運河

(↑中国の運河)

年末の12月30日、8年振りに中国旅行に行った。縁があって蘇州に行くのは、7、8回目位である。
蘇州は、上海から高速道路で約1時間、南京まで高速で約1時間のところにある大都市である。
古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城であり、運河による水運が生活に溶け込んでいるところから「東洋のベニス」と呼ばれており、歴史はヴェネチアより古い。
上海蟹で有名な陽澄湖があり、人口は約1054万人である。経済規模は、2012年の統計では市内総生産は1兆500億人民元であり、これは中国の都市の中で第6位。
8年振りの蘇州の街は、高層マンションや都市型住宅やホテル等の乱立で、印象的には8年前に訪れた時の約5倍くらいの規模に膨れ上がった感じがした。

寒山寺

(↑寒山寺の鐘楼)

蘇州の知人の計らいで、大みそかには異国の人は中に入れない寒山寺の境内に大晦日の除夜の鐘を聞きにこっそりと忍び込むことが出来た。知人の友人に警察の偉い人がいるということで12月31日夜11時頃に突然境内に入れてくれるということになり、外にあふれる民衆の隙間を抜けて警察官の手招きでギリギリ入ることが出来たのだ。お寺に着くまでの交通渋滞も酷く、運転してくれる私の知人は近くの狭い路地に入る、見知らぬ人の家のい前にベンツを置き去りにして裏門まで走り出したのだ。それも女性なのに(カッコイイー)。こんな荒っぽいことをする日本人は、今では関東連合の人間位かも(笑)。
寒山寺は、南北朝時代の南朝の天監年間(502から519年)武帝の時代に「妙示普院塔院」として創業されたとされる、いわゆる臨済宗の仏教寺院である。度々の戦火で消失し今ある寒山寺は、5度目の再建で比較的新しく1906年に重建されたものである。
寒山寺では、毎年大晦日は、除夜の鐘が鳴らされることになっており、その鐘の音を聞くと10歳若返ると言われで、日本ではNHKの「ゆく年くる年」の毎年恒例のテレビ中継が行なわれている。
そんな訳で、今年は正月早々に非常に縁起の良いスタートがきれたわけだ。

上海

(↑上海の風景)

いつもそうだが、中国に行くと驚くことがたくさんある。例えば一流のデパートに行っても、営業中にも関わらず店の隅というかお客さんの見えるところで、店員が何かを食べたりお茶を飲んだりしているということや、お客さんを見ても挨拶もしない店員もいたりする。道路で歩行者が信号無視して平気で道路を横断していたり、ドライバーも何かあるとすぐクラクションを鳴らしつづけている。不思議なことにそれでも喧嘩にならない。
上海近郊に建っているマンションは、だいたい1戸当り120㎡程と日本の平均的なマンションよりも広く、お風呂はゲスト用と専住者用の2つあるのが普通で、部屋も広く、インテリアも凝っている。それに価格も蘇州あたりで、日本円にて2000万円から1億位のものまであるのだから、貨幣価値や一般的に言われている平均的な中国人の年収から比べたらとんでもない価格ということになる。それでもそんなマンションがどんどん売れているというのだから中国恐るべしだ。車の量も8年前の5倍位は増えている感じで、ベンツ、BMW、アウディー等の高級車が目立つ。
それから市内には、スターバックスコーヒーやケンタッキー、マクドナルド等がたくさんあり、商品価格が日本とほとんど同じ位なのにどこも贅沢ででした。金まわりの点でも日本は中国に追い抜かれているかも知れません。

現在、中国と日本との間で尖閣諸島付近では、一発触発的な緊張が見られ、一歩間違えれば日中戦争勃発かと騒がれているが、「アジア人同士戦わず」という強い意志を持ってどこかの国のけしかけ謀略に乗らないようにすることが大事だと思っている。
何せ今では中国で働く日本企業の派遣社員は約400万人も居るというのだから、国はもっとしっかり国民のことを考えてほしいと思います。

一方で、中国のバブルはいつ弾けてもおかしくないという意見が強くあるが、私が見た印象では、あの中国人の無邪気なエネルギーを自分の目で感じるとそれでも中国は、まだまだ巨大な成長を続けていくという気がする。まさに龍が如しである。
今のこの中国人たちの生きることへの必死さに勝てる国はどこにもない。
これからヨーロッパやアメリカや日本の衰退に反比例して、中国がじわじわと世界中の覇権国家になっていくのが歴史の必然かも知れません。

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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


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建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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