建築は使い勝手(機能性)と遊び心(アート)を両立させて素敵になる その7

私が30年前に建てた住宅の現在の姿で見てみる <2階水廻り3点について>   
 
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2階ラセン階段側から水廻りを見る

ラセン階段の廻りにあるトイレと洗面室と浴室は基本的には28年前に作ったままです。
トイレの壁は遊び心のあるデザインタイルを貼りました。小さな手洗器もあり、この部分の腰壁にはグリーンのガラスモザイクタイルを貼りました。
床はメンテナンス性と耐久性の良い黒御影石を使用しましたので、壁、床とも今でも全く新築時と変わらずピカピカです。

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建築は使い勝手(機能性)と遊び心(アート)を両立させて素敵になる その6

私が30年前に建てた住宅の現在の姿で見てみる <2階主寝室について>

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2階の主寝室は約16帖に約4帖のクローゼットがあります。それと小さな洋服入れが3カ所あります。
元々、約7帖の子ども室と9帖の寝室だったのですが、子供室が独立したので2部屋を一部屋にまとめました。
ところが夏の冷房や冬の暖房について、妻と私は極端に体質が違うので、エアコンのスイッチを“夏は妻がつける、私が消す。“冬は私がつける、妻が消す。”といった事が絶えないので、お互い困ったことになっています。

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バブル後世代とお酒 その2

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若者の貧困格差

更に若者の中には、非正規で働く人が増えていて、酒を飲むだけの余裕がないという人が多くなったということもあるらしく、派遣社員やアルバイトの非正規で働いている立場と、収入が少ないアンダークラスと呼ばれる階級は、増加の一途をたどっていて、平成15年にアンダークラスは929万人、労働者の3分の1が非正規、というデータもあって、所得減少はフリーター化する若年層で著しいと言えます。

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バブル後世代とお酒 その1

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「バブル後世代」

バブル世代とは、1980年前以降に生まれた世代を差しますが、バブル崩壊が1989年頃ですから現在29才を中間として、下は20才上は40才位までという事でしょうか。
「バブル後世代」は、収入に見合った支出をしない嫌消費家ということで、常に将来に対して不安を持っていたり、超個人主義の人達が多いという事です。
昭和生まれのレトロおじさんたちがいつもイライラする、独特の世界観を持った人たちの事です。

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これからの日本

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高齢化率

ついに日本は70代の人口が全人口の20%を超えました。
そして人生90年とか100年という時代ももうすぐそこまで来ています。
強いて言うと、生産性のない老人がたくさん居るという事は、収入も無くて支出だけ増えるという訳ですから、日本は益々貧乏になっていくという事になります。

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「家庭の太陽光発電2019年問題」 その3

カリフォルニア サンディエゴの住宅

カリフォルニア サンディエゴの住宅


ドイツの電気料金 10年間で1 5~2倍に値上げ

ドイツの電気料金 
10年間で1.5~2倍に値上げ>

電力が供給過剰になったケースも報告されています。アメリカのカルフォルニアでは昼間に発電量のピークを迎えるソーラーパネルのお陰で、大量の電気が無駄になったとか、ドイツでは民間から企業まであらゆる地域に太陽光パネルを設置したせいで、再エネ買取負担額が著しく増大し、日中にしか発電出来ない太陽光発電をバックアップする為に火力発電のコストも増えて右肩上がりで電気代が跳ね上がり、一般家庭への負担が深刻化していたりその為の国の政策として、当初の買取価格から30%引き下げられたり(日本では2019年から50%引き下げられる予定です)将来的には買取そのものが中止になる可能性があると言われています。

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「家庭の太陽光発電2019年問題」 その2

ソーラーパネル
私は「太陽光発電」の積極的勧誘については、直感的にやりたくないという考えがありましたので、むしろお客様から設置したいというご要望があっても、これらいわゆる新しい設備機器の設置については、必ず10年後、15年後に壊れたりするので、その時はとんでもない費用が発生する可能性があるので決して長い目で見てお得ではないのですよとかお話してきました。

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家庭の太陽光発電2019年問題」 その1

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2009年11月に開始された太陽光発電の余剰電力買取制度で指定された10年間が間もなく終了します。いわゆる「家庭の太陽光発電2019年問題」で2009年11月に開始された余剰電力買取制度(10年間は余った電力を買い取る制度)の固定買取期間10年間が満了する家庭が出てきて、その時の対処をめぐりトラブルが発生するリスクが出てくるという問題です。2009年11月以降、10kw未満の住宅用太陽光発電システムを契約した消費者の中には、住宅会社から11年目以降も24円で発電出来ますよと説明を受け、設置した消費者がこの問題をどう考えるのかという事と、業者側が誤った説明をしたケースもたくさんあると思われますので法的リスクが高まると思われます。

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<50代から60代からの「大人のインテリア」ショールーム開設に向けて>

最近日本では、都会でも田舎でも街を走れば、建売住宅やハウスメーカーの家が目に付きますが、どれも没個性的で似たり寄ったりのデザインに思われます。
ほとんどがシンプルで箱のような家やタイルを模したサイディングの外壁の家や庇のないビルディングのような家、ゆるい勾配の無い金属屋根の家等、従来の日本家屋とは一線を画した住宅が乱立しています。まるで雨の少ないカルフォルニア住宅を模したような安易で陳腐な家に見えてしまいます。
                           

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大人のインテリア その10 「住まい」というものの本質と力

ヴァルター・ベンヤミン

ヴァルター・ベンヤミン
(1892年7月15日ー1940年9月26日)
ドイツの文芸批評家、哲学者、思想家
、翻訳家社会批評家。フランクフルト学派
の1人に数えられる。ドイツ観念論、
ロマン主義、史的唯物論、及びユダヤ
教的神秘主義などの諸要素を取り入れ
、主に美学と西洋マルクス主義に強い
影響を与えた。 ウィキペディアより引用

人間として生きていて、誰しも入りたくない所があるとしたら刑務所と病室という事でしょうか。
ヴァルター ベンヤミンの「室内」についての記述によると「住まいという事の本質は、ひとつの容れ物を我々の心に刻みつけることにあるのだ」とあります。
時代が変われど人間は誰しも自分の家を自分なりの心地良い空間にしようと、それぞれ努力しているのです。

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大人のインテリア その9 良い住まいは住む人に強い生命力をもたらす

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1934年1月16日 (年齢 84歳)
日本の医学者、精神科医。専門は
精神病理学、病跡学。神戸大学名誉
教授。医学博士。文化功労者。
ウィキペディア

マウスの実験で、ある大学の動物小屋は古めかしくて、そこのマウスに発癌剤を出したら必ず癌になったと言います。ところが動物小屋を新しくして発癌剤を打っても、マウスは全く発癌しなかったと・・・やっぱり建物は大事である・・・と、精神病理学医学者である中井久夫(1943年1月16日)著「微候、記憶、外傷」という本の中に書かれています。
彼は、動物ですら「住まい」らしい容器が生命力に影響をもたらしている「動物で癌になるかならないのかが決まる訳ですから、人間でも色々あるんじゃないか」と述べています。
癌になるかどうかは解りませんが、住まいの質は私達人間の体や精神に影響をもたらしている事は否定できないという事です。
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建築は使い勝手(機能性)と遊び心(アート)を両立させて素敵になる その5

私が30年前に建てた住宅の現在の姿で見てみる <2階階段ホールについて>

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建物全体のほぼ中央を貫くラセン階段

我が家は1階から4階までラセン階段によって貫かれています。それも建物全体のほぼ中央にある為、家の大黒柱的な存在で、そこは風の抜ける筒の役割や、緊急時(火事や地震等)に一時的な避難場所だったり、地上に逃げ出す為の避難道具としての役割だったりと、家の中の機能として最も重要な役割を持っています。
そしてその中継点が2階ホールという事になります。
2階は、各寝室の他、洗面室と浴室とトイレがこのラセン階段の周囲に存在しています。この丸い空間の廻りに、それらの各室が配置されていますので動線として動く度に、否応なしにそのラセン階段が目に入る事になります。

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建物づくりにおける「普遍」と「トレンド」について

清水寺

清水寺

長く住み続けながら新しさを失わない建物を作り上げるには、しっかりとした建築の知識(構造、構法、設備)や知恵や生き方の哲学が必要です。
そして一度建てたら少なくとも50年から100年はそこに建ち続ける建物は過酷な自然環境(雨、風、太陽、雪)や人の目に晒されます。

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建築は使い勝手(機能性)と遊び心(アート)を両立させて素敵になる その4

私が30年前に建てた住宅の現在の姿で見てみる <1階客間(和室)について>

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純和風の中に斬新さも取り入れた和室

この和室は基本的には純和風なのですが、純和風と新素材との融合は、かつての利休の時代の茶室がそうであったように、ところどころにはガラスモザイクタイルや黒御影石や、ガラス天窓のようなものや、一見和室には似合わないような仕掛けや素材も使用し斬新な空間作りなチャレンジもしています。
例えば床の間の床は本来、松や欅や漆や薄べり敷等の木や天然素材を使いますが、この家では黒色の天然花崗岩の板を置きました。そしてその隙間に目の前の川で拾ってきた砂利を敷いています。

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建築は使い勝手(機能性)と遊び心(アート)を両立させて素敵になる その3

私が30年前に建てた住宅の現在の姿で見てみる <和室の広縁と庭廻りについて>
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1階和室

そして約20年前に増設した広縁ですが、この空間は様々なチャレンジをしています。
まずは透明ガラスのトップライト兼屋根があります。ここには近所の猫達がよく散歩していて、猫の足跡がよくついています。
又、青空や庭の木々のざわめきや雨が降っている時の雨音や、台風の時の叩きつけるような気配を感じる事が出来ます。
両サイドの壁にはごま古竹の平割を貼り、下はイタリア製のガラスモザイクタイルを貼りました。正に和と洋のコラボですがとてもしっくりと和空間として馴染んでいます。

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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


→ 会社ホームページ

建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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