地域密着医院の設計施工にあたって

医院が混んでいるというのは、医者にとっては嬉しい?(先生、ごめんなさい)かもしれませんが、国民や国のあり方としては、あまり芳しいことではないような気がします。

日本は団塊の世代が60歳を超えて久しく、どこの病院の待合室に行っても老人で溢れています。一方で景気が悪化したり人間関係がぎくしゃくしてくると、心配事や不安でストレスになり、精神科に通ったり、病気にもなりやすいということもあるでしょう。

また、花粉症やインフルエンザ、ノロウィルス、季節的な病気や都市部に多いとされるうつ病やメタボリック症候群、睡眠時無呼吸症候群やアレルギー症状、三大疾病と言われるがん・心筋梗塞・脳卒中等々、誰でもいつかは何らかの病気にはなるわけで、そうなれば病院や医院に行かざるを得ません。
この医院施設というところがまた、ストレスを感じる所で、待ち時間が長いとか、看護師の態度が悪いとか、医者の態度が事務的だとか、医院に行ったために症状が悪化するようなことにもなりかねません。
大病院では自ずと先生も持ち回りの当番制で、親身に患者のことを考えているような感じはしません。
中には患者の顔をほとんど見ないで、事務的に質問してパソコンに入力しているだけの医者もいたり、人事みたいに事務的に対応する医者も居るし、患者にとっては病気になった以上、医者にすべてを委ねる以外にないわけだから、どうしたら良いのだろうと考えてしまいます。
最近では、有名病院の医師が「長生きしたければ病院には行くな」という本まで出版し、ベストセラーになっているというのだから、患者の医療不信は相当深刻なところまできています。
その本の中のガンとガンもどきの違いの話などは参考になりました。

前置きが相当長くなりましたが、今回の医院建設にあたって次のような考え方で企画設計しました。医院のお客はすべて弱者なのだから、患者の立場でどのような施設だったら良いのかという視点で造らせて頂きました。

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電車に乗る

私は、家と会社が車で5分の位置にあり、車通勤しています。打合せや現場監理の仕事もほとんど車で行くので、電車には余り乗りませんが、たまに載る通勤電車や深夜の電車に乗った時に感じることがあります。乗客のほとんどが携帯かスマートフォンらしきものを何か夢遊病者のような無表情な姿勢で覗いたり、打ち込んだりしているではありませんか。
あるいは、皆何かに怒ったような顔をしています。仏頂面をしていたり疲れ果てて眉間にしわを寄せ、口を開けて居眠りをしている人と不思議な空間なのです。

私が若かりし頃は、こんな光景はなかったはずだと思います。
それなりに人々が希望や夢を持ち、もっと人間としてのエネルギーが満ち、優しさもあり、それなりに各人が誇りを持っていたはずだと暗澹たる気持ちになるのでした。
皆が何かイライラした感じで、身体が触れたり、睨んだり、脚を踏んだだけで一発触発のような、見知らぬ者同士が何かをきっかけに。日本人同士が喧嘩したり線路に突き飛ばされたりするような雰囲気です。

10年程前は、外国暮らしが長かった友人が日本に帰ってきて驚いたのは、大の大人が電車の中でマンガを読んでいた事だと言っていましたが、今の光景はもっと異様な気がします。
こんなことでは、前回書いた日本と中国と戦ったらという以前に、日本という国と日本人は消滅するのではないかと思ってしまいます。

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中国の蘇州にある寒山寺の除夜の鐘を聞いた

中国運河

(↑中国の運河)

年末の12月30日、8年振りに中国旅行に行った。縁があって蘇州に行くのは、7、8回目位である。
蘇州は、上海から高速道路で約1時間、南京まで高速で約1時間のところにある大都市である。
古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城であり、運河による水運が生活に溶け込んでいるところから「東洋のベニス」と呼ばれており、歴史はヴェネチアより古い。
上海蟹で有名な陽澄湖があり、人口は約1054万人である。経済規模は、2012年の統計では市内総生産は1兆500億人民元であり、これは中国の都市の中で第6位。
8年振りの蘇州の街は、高層マンションや都市型住宅やホテル等の乱立で、印象的には8年前に訪れた時の約5倍くらいの規模に膨れ上がった感じがした。

寒山寺

(↑寒山寺の鐘楼)

蘇州の知人の計らいで、大みそかには異国の人は中に入れない寒山寺の境内に大晦日の除夜の鐘を聞きにこっそりと忍び込むことが出来た。知人の友人に警察の偉い人がいるということで12月31日夜11時頃に突然境内に入れてくれるということになり、外にあふれる民衆の隙間を抜けて警察官の手招きでギリギリ入ることが出来たのだ。お寺に着くまでの交通渋滞も酷く、運転してくれる私の知人は近くの狭い路地に入る、見知らぬ人の家のい前にベンツを置き去りにして裏門まで走り出したのだ。それも女性なのに(カッコイイー)。こんな荒っぽいことをする日本人は、今では関東連合の人間位かも(笑)。

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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


→ 会社ホームページ

建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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