和室のすすめ その4 私の家で実践した和室8帖+縁側

秀吉の金の茶室

秀吉の黄金の茶室

戦国の時代には古田織部(1543~1615年)や千利休(1522~1591年)や武野紹鷗(1502~1555年)といった茶人がいて、小さな茶室に恐らく今のお金にして1億円とか2億円位のお金を掛けて構想から完成まで2年から3年をかけたであろう書院造りの和室や茶室もありました。
もちろんそれらは大名や豪族といった権力もお金もあったであろう人達のものでしたから特別なものではありましたが、少なくとも一般庶民にも和室に対するこだわりや美意識は現代人よりはるかにあったと思うのです。

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和室のすすめ その3 先人の教えを学び少しでも実践する

吉田五十八設計の数奇屋造りの建物

吉田五十八設計の数奇屋造りの建物

私は修行時代にはたくさんの設計事務所で仕事をしたり勉強させる時間を頂きましたが、その中のひとつに、吉田五十八先生(1894~1974年)の仕事を何件かさせて頂いた事がありました。
当時、吉田先生は旧歌舞伎座や成田山新勝寺や数々の数寄屋建築を手掛けられており、もうほとんど高齢で最期の頃で事務所のスタッフが対応されていましたが、その時に数寄屋建築のディディールがやたら複雑で、そこから和風建築の真髄の一部を学ばせて頂きました。
その事は、私自身が今でも1軒の住居の中に一つでも和室を作っておいた方が良いと思い、それを実践していける基礎となっています。

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和室のすすめ その2 和室の復権を望む

吉田五十八設計 猪股邸

吉田五十八設計 猪股邸和室

あらゆる業界の現在の私達は、AIの発達によって何でもすぐに情報が手に入るようになった事も巡り廻って皮肉な事に和室が少なくなった原因のひとつかも知れません。
施主も作り手もネットでちょっと調べただけで、上っ面の情報はいくらでも出て来きますし、結果としてどうしても安いものを求めていくということになっています。つまり、安かろう悪かろうでも良いという風潮になっているのです。

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和室のすすめ その1 和室が少なくなった原因は何か

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日本の家には、近年和室を作るという事が少なくなりました。
まだ高度成長時代には全部が和室の家とか、1軒の住宅の内約半分は和室という家もたくさんありました。そしてそれが徐々に変わって、洋室という訳の解らない室名を付けてただのビニールクロスを貼っただけの四角い箱のような部屋ばかりの家になりました。

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日本の住宅の歴史 その1

住宅の歴史

住宅の歴史

日本の住宅の歴史を原始時代や古代から見るのか近代から見るのかによって大分違ってきますが、原始時代(旧石器時代)は、縄文時代、弥生時代には住居等というものは存在せず、色々な場所を奔放として生活していました。

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プロフィール

蓑田 常弘

Author:蓑田 常弘

一級建築士 蓑田常弘

株式会社ミノダ建築デザイン 代表
LIXILリフォームショップライファ立川代表
株式会社スインクハート 代表


→ 会社ホームページ

建築一筋だが、建築馬鹿ではない。

いつ仕事をしているか分らないが、しっかり納期には間に合っている。

自分の好きな建物の仕事で生計を立てられている自分はとても幸せ者だと思う。

1日おきの2kmの水泳はこれからずっと続けたいと思っている。
(楽しみというより修行のような)

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